ナースは、新人看護師として入職してから、少しずつ成長しながらエキスパートへの階段を上っていきます。当院では、ナースがこの階段(ラダー)を着実に上っていけるように、キャリアラダーに沿ったプログラムを整備しています。院内では、キャリアラダーを指標として目標管理を行い、ナース一人一人の個性に合ったキャリアを切り開いていけるようにサポートしています。
1~2年目では、看護師としての基盤をつくるため、看護実践の基礎となる知識・技術や、看護師としての基本姿勢や態度を学んでいきます。
日常的に必要となる看護技術の原理原則を講義や演習を通して学ぶ。
就職後のリアリティショック緩和を考慮して、同期入職者と励ましあったり情報交換しながら、自己を振り返り、成長のための手がかりを見つける。
【手術看護】手術を受けられる患者の看護について考える。
受け持ち患者の看護課程の展開を通し、対象理解を深め、自分の行動の根拠を明確にする重要性を学ぶ。
受け持ち患者の理解を深め、患者中心の看護実践をするための方法を学ぶ。
「倫理とは何か?」を日常の実践場面から理解する。そして、看護師が専門職として身につけるべき倫理的態度について学ぶ。
看護サービスがどのように患者から報酬を得ているのかを理解し、看護師として必要な経済的視点について学ぶ。
看護師が研究に取り組む意義について考える。そして研究の活用方法を学ぶ。
看護チームにおける自分の役割を考え、より良いチーム作りに向けたメンバーとしての行動を考える。
5ヶ月間を通して、部署と研修を行き来しながら、患者様やスタッフとの関わりにおける自分のあり方、その背後にある看護観についてじっくり考える。
地域で療養生活されている患者様の実際に触れることで、あらためてその人らしい生活という視点から継続看護について考える。
プリセプターシップについて理解し、新人看護師を支援する役割意識を高め、実際の関わりについて考える。
自分の看護の実践根拠を再確認し、中堅看護師として看護倫理やマネジメントについて学びを深め、自分の看護観を高める。