当院は、医師法第十六条の二第一項の規定に基づく基幹型臨床研修病院として厚生労働省に指定を受け、平成28年度より受入れを開始します。

目的 医療や医学一般は社会の一部であり、医療関連法規、健康保険制度、各種医療施設、学会などによって構成されている。これらの社会制度は重要であるが、実際の現場においては、個人としての医療者、患者関係が最小の基本単位となり、いかなる制度もその代わりとはならない。
本プログラムにおいては、初期研修医が医療現場における医師としての必要な態度、技能、知識、社会性を身につけ、今後のキャリアの基礎を作ることを目標とする。
特色 当院は東京都区西南部(目黒区、世田谷区、渋谷区)を医療圏とする地域中核病院である。
 本臨床研修プログラムの特色は以下の四点である。
 第一に、大都市部のコミュニティにおける地域密着型の二次救急、病棟・外来を通じて医師としての基礎を身につけることができる。当院には療養病床や介護老人保健施設が併設されているため、急性期から慢性期への一貫した診療を経験できる。
 第二に脳神経センター、呼吸器疾患センター、腎臓内分泌センターがあり、プライマリケアのみならず、専門診療の連携実践を学ぶことができる。特に悪性腫瘍の診療に力をいれている。
 第三に、中規模市中病院であるため、より患者や家族に近い視点に立つことができる。我が国においては高齢化が進行することが予測されている。専門や立場にもよるが、今後医師としてその現実に直面することが多くあるだろう。医師生活の出発点で、単なる疾患名や統計数字に還元され得ない患者の現実を肌で感じることは大事な経験である。
 第四に、当院は2004年の新医師臨床研修制度の必修化以来、東京大学、東京医科歯科大学の協力型臨床研修病院であり、臨床教育の蓄積がある。医師の経歴や出身医局も多岐にわたり、各診療科や上級医との垣根も低い。大学病院の診療も経験できる。
 以上、プライマリケアから専門診療までひろく経験しながら視野を広げ、自らの志を育むことができることが特色である。
研修の内容 初期研修医臨床研修プログラムへ
研修の評価 EPOCに基づいて評価をします。
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問い合わせ先 東京共済病院 総務課 臨床研修係
03-3712-3151 (代表)
お問い合わせとご意見・ご要望info@tkh.meguro.tokyo.jp