中央手術室の特徴
東京共済病院は、地域の基幹病院として急性期医療を提供しています。その中で、外科的手術を中心とした診療の現場とし責務を果たしております。手術室における医療は、迅速、正確かつ安全に提供できることが重要です。医療が高度になり、手術の方法も低侵襲手術を目的とした術式に対応できるように、設備の充実とスタッフ教育に力を入れています。
当院では、消化器外科・婦人科・泌尿器科等における内視鏡下手術、脳外科の血管内治療(手術)や認知症(正常圧水頭症)の治療としてLPシャント手術、その他整形外科・乳腺外科・形成外科・耳鼻科等の手術に対応し、いずれも麻酔科や担当各科の医師との情報交換を行い、迅速、正確、安全を実践しています。また、看護スタッフの術前・術後の訪問で患者さんのメンタルケアにも努めています。
手術室の設備と環境
手術室は6室6ベッドで全室集中モニターリング管理内視鏡手術ユニットは全7ユニット、低侵襲手術に欠かせない超音波凝固切開装置は5台、手術用顕微鏡4台などを備えています。
また、環境汚染を予防するため、エチレンオキサイドガスによる滅菌装置を廃止し、低温プラズマ滅菌器を導入しています。
手術室運用 実績 年間手術件数
年度 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
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総手術件数 | 1,741 | 1,555 | 1,815 | 2,085 | 1,424 |
手術室スタッフ
麻酔科医 | 5名 |
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看護師長 | 1名 |
看護師 | 14名 |
臨床工学士 手術室担当 | 2名 |
中央材料部スタッフ | 3名 |