血液内科では、血液をつくる骨髄やリンパ節などの造血器に生じるさまざまな病気を診療しています。血液は全身をめぐり、酸素運搬・免疫・止血など生命維持に欠かせない働きを担っています。そのため、血液の異常は全身の不調として現れることが多く、早期診断と適切な治療が重要です。血液疾患は、貧血のように比較的身近なものから、専門的な治療を要する造血器腫瘍まで多岐にわたります。当科では、初診時から必要な血液検査・画像検査・骨髄検査などを迅速に行い、正確な診断と治療につなげています。
当科では、常に最新の化学療法レジメンを取りそろえ、標準治療を提供できる体制を整えております。目黒区周辺の患者様に、質の高い血液内科医療をお届けすることを目指しています。


  • ◆自覚症状は、全身倦怠感、息切れ、原因不明の発熱、出血傾向など多岐に渡ります。
  • ◆検査異常としては、血算異常(白血球増多・減少、貧血、血小板異常)、蛋白分画異常、リンパ節腫大などを契機として当科へご紹介頂きます。

当科では、以下のような幅広い血液疾患を診療しています。

  • ◆造血器腫瘍(血液のがん)
  • 悪性リンパ腫
  • 多発性骨髄腫
  • 骨髄異形成症候群
  • 白血病
  • 骨髄増殖性疾患  (真性多血症・本態性血小板血症・骨髄線維症)
  • ◆免疫異常による良性の血液疾患
  • 再生不良性貧血
  • 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
  • 自己免疫性溶血性貧血
  • ◆その他の血液異常の原因となる疾患
  • 鉄欠乏性貧血
  • ビタミンB12欠乏性貧血 など

  • 血液検査 (腫瘍マーカー、微量元素、免疫グロブリンなど)
  • 画像検査 (CTや*PET-CT) *PET-CTは他院にお願いしています。
  • 骨髄検査  (顕微鏡検査、フローサイトメトリー、染色体・遺伝子検査など)
  • リンパ節生検 院内で、以下の診療科にお願いしております。

各リンパ節生検の担当診療科


当科では、科学的根拠に基づいた標準治療を基本としつつ、最新のエビデンスに基づく新規化学療法や分子標的薬も積極的に導入しています。

  • 標準的な化学療法
  • 分子標的治療
  • 免疫療法(二重特異抗体療法)

患者様の病状、合併症、生活背景を踏まえ、最善と考えられる治療方針を丁寧にご提案します。入院治療・外来治療の選択についても、患者様のご希望に応じて柔軟に対応しています。なお、造血幹細胞移植やCAR-T療法(免疫療法)は当院では実施しておりませんが、適応がある場合には大学病院やがんセンターをはじめとした専門施設へ速やかにご紹介いたします。


  • 常勤医 2名
  • 必要に応じて近隣病院、大学病院やがんセンターとの連携
  • 平日(月・火・木)の午前中に専門外来を開設

血液疾患は「難しい病気」という印象を持たれがちですが、診断技術・治療法は年々進歩しています。 貧血のような身近な病気から、専門的な治療を要する造血器腫瘍まで、当科では幅広く対応しています。

血液の異常を指摘された場合や、症状が気になる場合には、どうぞお気軽にご相談ください。 患者様の病状やご希望、社会背景に応じてひとりひとり、丁寧に対応させていただきます。近隣の医療機関の皆様へ置かれましては、緊急性が高いと考えられる場合には、ベッド確保のため事前に医長・安田までご一報いただけますと幸いです。

目黒区周辺の地域の患者様、そして近隣のクリニック・病院の皆様から信頼される血液内科を目指し、今後も真摯に取り組んでまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 血液内科医長
    安田 峻一郎 やすだ しゅんいちろう

    • 専門分野

      血液疾患

      資格

      医学博士 (東京医科歯科大学)
      日本内科学会認定内科医
      日本内科学会総合内科専門医・指導医
      日本血液学会専門医・指導医
      日本がん治療認定医機構がん治療認定医
      日本造血・免疫細胞療法学会造血細胞移植認定医
      難病指定医 (血液)
      ICD制度協議会ICD
      臨床研修指導医養成講習会終了
      がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会終了
      東京科学大学医学部 臨床准教授

  • 医員
    小川 槙子 おがわ まきこ

    • 専門分野

      血液内科