当院における新型コロナウイルス感染症発生について(第一報)

 当院の1つの病棟において、8月17日を最初として、23日までの間に同病棟の入院患者さんと勤務する職員、計8名が新型コロナウイルス陽性であることが判明し、治療・療養中です。このうち職員の陽性者全員を含む4名がワクチン2回接種を完了しています。当院は面会禁止を長期にわたってお願いしていますが、当該病棟では施設関係者など最小限の訪問が行われています。ただし、そのことと今回事象との因果関係、あるいは流入経路が単一かどうかも不明です。拡大防止策として、無症状である入院患者さんの慎重経過観察とゾーニング、勤務する全職員のPCR陰性確認と、その後の健康観察および頻繁なスクリーニング検査(2021.8.18.付厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連絡に準拠)を継続中です。
 なお、当該病棟が関わる転入・転出は制限していますが、その他の診療は制限しておりません。通常と同じように診療を継続していることを申し添えます。
 新しい情報が判明しましたら、またこの場でご報告いたします。